南房総プロジュニア 1
まただいぶサボってしまいました。
今日は、久しぶりにアップしたのは、自分にとってのメモがわりなんだけど。
まずは、の大会の結果ね。
2番だった。
りおはね、なんか2番が多い。
で、いろいろ考えた。
いいところまで行くのに、なぜ2番なんだろう?って。
優勝できないんだろうって。
SNSでこんなこと書く必要ないと思うけど、
でも、このブログ見てる人だけに、私の考えを公表しようと思う。
正直、サーフィンのレベルって、みんなそんな大差ないと思う。
レベルが上とか下とか、そんなのも大会には、あんまり関係ないと思う。
だって、全然レベル下の人が上の人に勝つことも、いっぱいあるからね。
ライブを観てて、テクニックについてあーだこーだ言わないけど、
ポジションとか見ててもさ、私からしたら、リオの不思議な行動が多いわけです。
もう理解不能状態。
で、昨日、大会後、話をしていて、なんでそうなのか、やっとわかった。
サーフィンはさ、自然に入ってくる波を相手にしている大会だから、
やっぱりラッキー、アンラッキーもあるわけです。(もちろん、強い人はラッキーも引き寄せる力もあるんだけど)
結局、ヒート中に、いい波に乗れる乗れないは、半分はラッキーかラッキーじゃないか。
リオはね、多分、その時、自分にラッキーがあるかないかを、ヒート序盤で決めるわけです。
波の状況と、相手が獲得したポイントと、いろいろ考えてね。
自分はこのヒートの中でラッキーがないかもしれないって悟ったら、もう1番は半分諦めるわけです。
だったら、2番を狙おうって。
そして、自分にできる最大限のことをします。
だから、2番が多い。!!!そのかわり、4番っていうのは、あまりない。
うん…これは半分諦めてるってことに関して、アスリートとしてどうなの?って思うかもしれない人がいるかもしれない。
でも、いろんな状況を考えたら、時間内に絶対にいい波が来る!って言う保証はない。
でも、優勝のみを意識してしまうと、そのいい波を待ち続けるっていう賭けに出ないといけない。
でも、今回の目的は、WJCの代表枠を獲得すること。
だったら、いい波をひたすら待つという賭けよりも、
波の状況や、他の選手の獲得ポイント等々をいろいろ考慮して、少しでも上の順位を狙いたい。
だから、賭けよりも確実にほんの少しでもポイントを上げることを優先した。
だから、優勝は取れなかったけど、あのまま波を待ち続けて、もし波が来なくて試合が終わってしまって4番でしたっていうよりは、どんどん乗って、2番3番を狙いたかった。
もちろん、運良かったら1番行けたらいいな…って
逆に、運悪かったら、4番ていうのもあるけどね。
自分でどんな波でも、少しでもポイントを上げさせる自信があるから、僕はみんなと離れて乗ったという。
最初は、優勝できずに2番になったことに、悔しさを感じたけど
あとあと、ゆっくりヒートを見直して、リオの意見を聞いていると、
この子は賢いな…って思ってしまった(親バカだ…)
あまりに1番になるだけを意識してしまうと、失敗してしまう可能性も高い。
結局は、今回に関しては、
2つの大会のトータルで4番までに入れればいい。
そして、WJC出場権を取れればいいんです。
この少しの心の余裕が、結果に大きく左右するんです。
そのくらい、アスリートの心は繊細なんです。
1番にならなくてもいい。
ファイナルにのれこたらラッキーだね。
って…
私がもっと先に気づかないといけないのにさ。
リオと昨日話をしていて、リオに教えられちゃったよ。
優勝できるなんて、それは本当に奇跡なんだよ。
奇跡なんて、そんな毎回毎回あるわけない。
1年に1回あればいい方。
神様は、みんな平等に運を与えてくれてるからね。
だから、優勝にこだわらなくてもいいんだよ。
リオは今年の最終目標は、WJCでトップになること。
だから、変に地区予選で優勝にこだわりすぎて、つまずいている暇はない。
なんでもいいから、出場権獲得さえすればいいの。
周りに何を言われようと…
あぁ…神様...ぜひ、WJCまでリオに奇跡を取っておいてください!!!
状況によって、考え方は様々です。
一番大事なことは、あまり頑なに優勝のみをこだわるよりも、ヒート中でも、頭をフル回転させ、臨機応変対応できる柔軟性が必要だってこと。
だから、サーフィンはお馬鹿さんは戦えないのです。
だから
サーフィンしてるだけじゃだめなんです。
サーフィンしていない時間こそ、大事なんです。
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