ブキット<ー>クラマス2往復
JPSAトライアルに参戦に当たって、
出るか出ないか…迷った理由のひとつに学校のテストがありました。
大会は月曜日から
その前の週は、みっちりテスト週間
そして、なんとトライアルがある月曜日もテストが残っていると…
先生に届けだしてね
と、なんども念を押す
毎日毎日、確認する。
OKだと本人は言う。
じゃぁ、大丈夫だねって安心していたわけですが
大会前日から、リュウキはホテル泊
母さんは、朝、家からクラマスに出発した。
バイクを運転中、電話が鳴る。
誰だろう?
その日の朝、いろいろあったので、いつも気付かない電話に敏感になっていました。
電話に出てみると
リュウキのお母さんですか?
私は学校の先生です。
リュウキは、今日テストに出ませんか?
はい、大会だから出れません。
リュウキ、ちゃんと届けだしたと思いますけど?
出してませんよ。
いやいや、出したって言ってましたよ。
いえ、出してません。
リュウキに騙されたと思いました。
とりあえず、今から、リュウキに会うので、また電話します。
若干イライラしながら、急いでリュウキのところへ。
すると、先生からメールが来た。
今日のテストを受けなければ、卒業できません。
私は16時まで待っていますので、来てください。
ヒート前に母さんイライラしちゃいましたよ。
本当は、リュウキにもサーフィンに集中してほしかったので、後回しにしたいところですが
リュウキに確認しましたよ。
だから、あれだけ確認したでしょ???
なんで、ちゃんと先生に届けださなかったの?
出したよ!でも、あの先生いつもいないから、違う先生に出した。
もう~!!! き~っ!!!
まぁ、いいや…
もうこうなってしまったものは、どうにもならない。
今は、サーフィンに集中しよう。
先生には、あとで説得するか、もう卒業できなくてもしょうがないよ。
って、トライアルにのぞんだわけです。
その日、試合は、風と潮の関係で14時くらいに終わった。
ちょっと~リュウキ。
先生16時まで待ってるっていうし、今から急いで学校行こう!!!
炎天下の中、渋滞の中、
母さん、必死でバイクを走り抜きました。
そして、15時半に学校へ到着
もうその時点で、母さんもうバテバテです。
だって、朝からビーチにずっといて、すでにクタクタで、
必死にバイクを走り抜き
リュウキを学校へ送り届け、無事にテスト開始できたわけだけど。
母さんは、その間、家に戻り、もうぶっ倒れました。
そして、もちろん、次の日も、朝一から大会がスタートするわけで。
すでにくたくたな母さんは、次の日、家を4時に出る自信が全くなかったので、
テストが終わったら、またリュウキをクラマスまで送ることにした。
もちろん、リュウキも次の日の朝、うちから行くよりも、
大会会場近くのホテルから、海に向かった方が余裕があると思ったから。
その日2度目のうちからクラマスへ
普通に考えたら、あり得ないな。
しかも、夕方~夜にかけて、渋滞もひどいから。
頭がぼーっとしながら、頑張って走り抜きましたよ。
走りながら、りゅうき、ほんと頑張ってよ~!
母さん、今、リュウキのためにめっちゃ頑張ってるから~!
テストも終わったし、気になることもないし、頑張ってよ~
って、叫んでました。
そして、無事に21時にホテル到着。
これで、リュウキはゆっくり寝れるはず...
そして、母さん、再び、家に帰ったのでした。
そして
あいつの OK! 大丈夫!!!って言葉を、絶対信じないと決めたのでした。
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